2009年1月26日月曜日

心の準備、死の準備

文芸春秋2月特別号のT氏(評論家)とT氏(ジャーナリスト)の対談を読みました。お二人共にがん患者でありますが、実に冷静に病を観察し、笑いを口にしながらの対談でありました。

また「がん残日録」−告知から死まで五百日の闘いーG氏(ジャーナリスト)の生と死の記録も書かれていましたが、自分ががんになったら、こんなに冷静にしておられるかなーと思いました。がんになったらもう一度読みたいと思い、切り取ったほどでした。

わたしが、がんに関心をもっのは、両親ともにがんで地上を去ったからです。母は子宮がんで、父は胃がんでした。両親の体質を受け継いでいるならば、わたしもがんになる可能性は高いということです。そのようなことで、すこしはがんの知識があってもよいし、心の準備、死の準備をしておくのもよいのではと思っています。

「わが涙よ わが歌となれ」(原崎百子著)という本も、がんになったら読みたいと、目の前に
置いてあります。

がんを恐れるのではなく、がんと共に生きるという姿勢でありたいと願っています。

母の末期がんは、肉体的に激しい痛みの伴うものでした。当時は(1959年)今のように痛みに対する処置はなかったようでした。(家庭にて養生)まさに苦痛との闘いでした。それでも母は最期まで耐え忍び、平安と感謝、喜びのうちに天に凱旋しました。死に勝利した母に、悲しみの涙の中にも慰められたことでした。
自分もそうありたいと願うものです。

吹上

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