2008年10月15日水曜日

祈りの人ネヘミヤ

ネヘミヤは信仰の人であり、よきリーダーでありますが、何よりも祈りの人であります。

祖国エルサレムの城壁はくずされ、門は火で焼かれたままであるという報告を、異国で聞いたとき「すわって泣き、数日のあいだ嘆き悲しみ、断食して天の神に祈って言った」とあります。(ネヘミヤ記1:3−4)

その祈りは「どうぞ耳を傾け、目を開いてしもべの祈りを聞いてください。、、昼も夜もみ前に祈り、、、主よ、どうぞしもべの祈りと、あなたの名を恐れることを喜ぶあなたのしもべらの祈りに’耳を傾けてください」(同1:6−11)というのです。

ネヘミヤは、当時アルタシャスタ王の献酌者であり、王に信頼されていました。(毒薬を入れろこともできる立場)

ネヘミヤの悲しげな顔をみた王は、何か心に悲しみがあるのかと問いました。ネヘミヤはエルサレムの町が荒廃し、その門が火で焼かれたままであることを聞いたので、悲しげな顔をしないではいられましょうかと答えました。そして、その地に行って再建させてくださいと願いました。

王の許可を得た彼は,期限を定めてエルサレムに出かけました。そこに着いたネヘミヤは三日滞在した後に、夜中ですが、町の城壁や,火に焼かれた門を調査しました。(同2章)その後、工事をする民たちの役割を決め(同3章)神の助けを得て、52日間で城壁を完成させました。(同6:15)

何の妨げもない中での作業ではありませんでした。さまざまな抵抗と妨害の中での突貫工事でありました。そのような苦難を乗り越えての完成でありました。

神は祈りに答えてくださったのであります。わたしたちもまず祈りましょう。

吹上

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