もっと才能がなければならないと、あせって不幸せに沈んでいる人たちが案外多いかと思えば、試練や失敗に苦しんでいるように見える人たちの中に、ほんとうのしあわせに輝いている人が少なくないということも知りました。【トウルニエ博士の講演「人間性探求の旅」】
私の人生をふりかえってみれば、成功よりもはるかに失敗の多い歩みでした。
富とか才能とかを求めて、あせったりはしませんでしたが、失敗だらけの人生でした。でもその失敗を通して、自分の無力や傲慢を痛いほど教えられたことでした。
思うように事が進まないことによって、へりくだりを学んだり、神に祈り求めなければならないことを知りました。
しかし、そのようなことによって、人生が豊かになり、人間性を深め、人の痛みや悲しみに少しでも心から同情できるものになれるのではないでしょうか。
吹上
0 件のコメント:
コメントを投稿