2008年12月8日月曜日

蛇口をきちっとしめる暮らし

人々がじゅうぶんに食べたのち、イエスは弟子たちに言われた「少しでもむだにならないように、パンくずのあまりを集めなさい」

マタイによる福音書6:12


イエスはパンの残りを捨てないで集めるようにと言われました。今は残飯整理などはなく、捨てられることが多いようです。わたしはもったいない精神旺盛です。(それで肥りすぎです)


「幼いころの思い出では、母は水をむだにしなかった。歯を磨くのはコップ一杯の水ときまっていた。蛇口をきちっとしめる暮らしの中で育った。一度使った水もむざむざ捨てるとおこられ、お米のとぎ汁は洗濯に使い、野菜のゆで汁は植木鉢にやるという暮らしでした」

女優の沢村貞子さんの随筆に書かれている文章です。

わたしも、同じような思い出があります。水不足のため大切に使ったこと。一粒の米もむだにしなかったこと。(幾日も米を食べない日がありました)その他。

先日のことですが、あまりにも水代の支払いが多いので、米のとぎ汁や、風呂の水までも畠に運びました。でも老人には重労働なのでやめました。(笑)今の生活はむだが多いようです。

戦中、戦後の質素な生活を経験した私ですが、贅沢になれると、欠乏の時代がやってきたら耐えるのが困難なことでしょう。

「わたしは飽くことにも飢えることにも、富むことにも乏しいことにも、あらゆる境遇に処する秘訣を心得ている」(ピリピ人への手紙4:12)

吹上

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