2008年12月29日月曜日

すべての物を持っている

何も持たないようであるが、すべての物を持っている

コリント人への第二の手紙6:10


パウロは、この世の物質的なものは、何も持たない貧しい生活であったようです。しかし、キリストを持っていました。

「しかしわたしたちは、この宝を土の器の中に持っている」(同4:7)

宝とはキリストであります。ゆえにパウロは「すべての物を持っている」と言えたのです。人は「土の器」であって、もろく、壊れやすい存在です。そのような器にすぎないにもかかわらず、キリストを持つ特権が与えられているのです。

キリストという宝は、宝の中の宝であり、永遠の宝であります。

イエス・キリストは、きのうも、きょうも、いつまでも変わることがない。(ヘブル人への手紙13:8)

いつまでもは、ある訳では「永遠に変わることがない」とあります。キリストを持っ人は、すべての物を持っているのです。永遠に生きる存在です。

神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。(ヨハネによる福音書3:16)

神より賜ったキリストを信じること(受けとること)によって永遠の命を得ることができるのです。

吹上

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