2008年8月4日月曜日

両親の祈り

たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても,私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。

詩篇23:4

わたしは三才の時、腸チフスのために死線をさまよいました。

医師からは死の宣告を受けるほどでした。わたしを入院させる費用もなかったというのです。両親は神の癒しを祈りました。

父は住吉山に登り、私のために徹夜の祈りを捧げました。山での祈りを終えて帰宅するとき、知人に出会いました。その方は丁度何かの費用にお使い下さいと御見舞いを、私の家に持っていくところであったのです。そのときから私は薄紙をはぐように、すこしづづ健康を回復していきました。

両親は、わたしが重湯をにっこりと笑いながらおいしそうに食べる姿を見て涙があふれ、この子は神に生かされたのだから、神にささげようと思ったというのです。

それゆえに、わたしが牧師になる召しをうけて神学校に入ることになったと知った時は、とても喜んでくれました。

吹上

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