2008年8月28日木曜日

ペテロの晩年

よくよくあなたに言っておく。あなたが若かった時には、自分で帯をしめて、思いのままに歩きまわっていた。しかし年をとってからは、自分の手をのばすことになろう。そして、ほかの人があなたに帯をむすびつけ、行きたくない所へ連れて行くであろう

ヨハネ21:18

礼拝で「ペテロの晩年」について語りました。

若いときのペテロは、自分で帯をしめて、自由に自分の思いのままに歩きまわりました。しかし晩年には、ほかの人が帯を結びつけてくれ、手をとって行きたくない所へ連れて行くであろうというのです。

このようなことは、わたしたちの人生にも起こることであります。

自動車を使って、自分の行きたいところに、自由に動いていたのに、高齢や病気などで運転ができなくなると、他の人のお世話になるのです。

私の好きなヘルマン:ホイヴェル師の友人から贈られた詩の一節です。

「若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、弱って、もはや人の役に立たずとも、親切で柔和であること、老いの重荷は神の賜物、、、」

「謙虚に人の世話になり」という言葉のように、素直に人の親切をうける世俗老人の晩年でありたいと思います。

吹上

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