2008年8月13日水曜日

アメリカでの生活(2)

ニューヨークからシカゴまでの旅は汽車でありました。

それは話し相手もなく、車中では常に不安でした。英会話の出来ない私は、お腹がすいても食堂車に行く勇気もなく、16時間、ただただ水だけを飲むというハングリー(hungry)な、あわれな一人旅でした。

今だからニコニコしながら書いていますが、その時は泣きたいような心境でした。

その車中の失敗を読んで笑ってください。

水を飲もうとしてもカップがないのです。ふと下をみると多くのカップがありました。わたしは手をさし入れて一つのカップを取り出し、それで水を飲みました。

そして満足(お腹を満たし)して、ふと上をみると、新しいカップが置かれているのです。はっと気がついたことは、あのカップは何なのか? それはused(使用済み)でした。

あわてて新しいカップを抜き取り、それでうがいをしてから、水を飲みなおしたのであります。後味のわるい失敗でした。

でも「失敗は成功のもと」と言います。それ以来は長いアメリカ生活で二度と使用済みのカップを使ったことはありません。(笑)

吹上

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